優喜塾のご案内
塾長の思い
決意の日
創立1年目にも満たない時の事でした。まだ自宅のひと部屋に、会議室用の長机を置いて教えていた時のことです。そのときは、まだ生徒は3人しかいなかったのですが、その中の一人が、私が前日に手書きで作った数学の問題のプリントを、なんと突然私の目の前でくしゃくしゃにまるめてしまいました。私は、おどろいてしまってしばらくは、彼女から目をそらしていました。しかし、もう一度向き直り、「どうして、そんな事したの?」と聞きました。すると彼女は、目に涙をうるませながら「友達が馬鹿にする」というのです。つまりよくよく聞いてみると、他の学校のお友達は、でっかいビルの立派な広い教室で、テキストもしっかりと整った書店にあるようなものを使っている。だけど、ここ(優喜塾)は、手作りのプリントだし、塾とは言っても見た目はただの家・・・そんな事を彼女はお友達から言われていたのでした。私は、彼女の話を聞いているうちに自分自身も悔しくなり涙がでてきました。私は、子供達の能力を伸ばす事には、我ながら少しばかりの自信があり、現にその当時の3人は本当に大きく成績を伸ばしていたからです。私は、その日、「外見ではなく、中身で判断される塾になる」という決意を、それまで以上に自分に誓いました。
生徒数が100名を越える今でも、優喜塾が家を使い続けている理由は、そこにあります。
教師の役目
私達教育者が、子供達にしてあげるべきことは、教える事ではなく、彼らの可能性を引き出す事だ、ということは、私の著書でも触れておりますが、もう1点、教育者の役目として重要なものに「子供達の学力定着の監督」というものがあります。それは、子供達が、みずから学んだり、分からない部分を教わったりして理解した時、私達の役目は、そこで終わりではない、ということです。つまり、私達は、その理解が、2日後、1週間後、2週間後まで、続いているか、つまり定着しているかどうかを確認する役目があるのです。そして、その時々にチェックをして、もし生徒ができていないようだったら、それを教えてあげる必要があります。子供達は、全般的に、復習という作業を軽んじているところがあります。ですから、そういった、チェックを指導者が重ねる事によって、子供達は「復習」の重みを理解するようになります。
それを私が感じ始めたのは、やはり創立1年未満の時だったと思います。そこから、次の優喜塾指導理念が生まれました。
「分かるまでではなく、定着するまで」
これは、優喜塾の指導理念の根幹を成します。
塾長の思い
私は、勉強自体には、何の意味も無いと思っています。同じように、どの高校に行こうともそれ自体には意味はないと思っています。私が、子供達に言い続けている事は、「勉強を通して何かを学べ」ということです。
どんなことが学べるのか?
その答えは、人それぞれ違います。また、卒塾した生徒が大人になった時に始めて実感することができるでしょう。
私は、塾では厳しい存在ですが、私の本当の願いは、「志望校に合格してくれ!」ではなく、「強くたくましい大人になれよ!」なのです。
















