合志市で熊高・済々黌・北高・高専・第一受験・合格を目指すなら優喜塾!少人数制の目が行き届く指導!合志中・西合志南中・西合志中・泗水中・武蔵中・武蔵丘中

HOME » 子どもに勉強は教えるな » ご家庭での「教えない」指導法3

子どもに勉強は教えるな

子供に勉強は教えるな。

ご家庭での「教えない」指導法3

ご家庭での「教えない」指導法③
3.どのように子供を褒めればよいか
子供を褒めてあげて子供の能力を引き出すという手法は、今ではよく知られています。褒めることにより子供の脳では”やる気”に結びつく物質が分泌され、意欲を高める効果があることは皆さんご存知だと思います。
しかし、子供を褒めることは難しいのも事実です。子供はとても鋭い感性を持っていますので、適切で上手な褒め方をしなければ、すぐ大人の気持ちをそれが真実か否かを見極めます。では、どのように褒めてあげればいいのかといいますと、まずは子供に全く期待しない心を持つということです。
褒めることそれ自体を目的として子供を褒めても子供には伝わりません。褒めるという行動はもともと「感動した結果」として自然に現れてくるべきものなのです。ですから、お子さんにはいい意味で「全く期待するのをやめて、すべてのことを当たり前だと思わない」と考えることをしてみれば、子供のする全てのことが今までとは違って見えてくるはずです。眠たい目をこすりながらでも毎朝学校に行くことひとつをとっても、すばらしいことなのです。そうすれば、学校から帰ってきた子供に純粋に「おつかれさま。がんばったね」と喜びの気持ちで、純粋に言葉を投げかけることができるのです。その延長線上に、勉強に対しても自然にほめることができるのです。
私の中学時代の恩師で、今でも尊敬している先生がいます。その先生と以前お話する機会があったのですが、その先生が言われるには「間違いをも褒めなさい」というのです。最初はどういうことかなと思っていましたが、つまり、「間違うまでいっただけでも立派。白紙じゃないだけ立派。本当にちんぷんかんぷんなら書けないはず。書いて間違っただけ立派だ」ということなのです。私は、なるほどなあと思いました。それから私はテストの点数ばかり見ずに答案を見て、「ここはよくこんな間違い方したね。いいよ。いい間違い方してる!」と早速実践しています。
その「間違いをも褒める」というのは褒め方の真理をついていると思いました。私たちは、子供がテストで間違ったらそれには目も触れずに、まるのついているものだけを褒めようとします。しかし、子供にしてみれば間違ってはいるけれど、子供なりにがんばって解こうとした結果なのです。今回のテストは何点とったかなと期待まじりでテスト結果を見るのではなく、子供が必死に仕上げてきた答案用紙それ自体に目を向けることができれば、自然に「間違いをも褒める」ということができていくのだと思います。
すべてを当たり前とせず、子供の目線で彼らの努力みることができるときに、初めて純粋な褒め方ができてくるのです。

前のページへ戻る 次のページへ
ページの先頭へ

お問い合わせはこちら

自主性を育む教えない指導。分かるまでではなく、定着するまで。形だけの塾通いは断固拒否。

優喜塾合志市の少人数制進学塾「優喜塾」

代表 中川祐樹(プロフィールはこちら
〒861-1115 熊本県合志市豊岡2523-2(アクセス・地図
TEL 096-248-0190 / FAX 096-248-0190
受付時間:14:00~22:00
E-mail:info@yukijyuku.com

「優喜塾」は合志市・泗水町・菊陽町・武蔵ヶ丘地域の熊本県難関高校受験指導専門進学塾です。

主な対象地域 合志市周辺(合志市・合志市豊岡・西合志須屋・泗水町・菊陽町津久礼・菊陽町・武蔵ヶ丘・光の森・杉並台)
熊本市北部(武蔵・楠・龍田・麻生田・龍田弓削)など
主な対象校区 合志中・武蔵ヶ丘中・西合志中・西合志南中・菊陽中・龍田中・武蔵中・楠中など

もちろん上記以外の地域・校区の生徒様も入会頂けます。