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子どもに勉強は教えるな

子供に勉強は教えるな。

オレ流の指導法

私が塾で実践している、既存の指導論にとらわれない、経験的な指導法を私はあえて「オレ流の指導法」と呼んでいます。
この章では、私が塾で実践しているその「オレ流」とはいったいどんな指導法なのかを、お話させて頂きたいと思います。

私は塾でほとんど教えることはありません。この「ほとんど教えない」というのは、学校や他の多くの進学塾と比較してということです。もちろん教えるべき時にはしっかりと指導します。しかし積極的には指導していません。生徒が本当に知りたいとき、もしくは生徒が本当に知りたい時だと私が判断したときにのみ教えます。自分で考えるということが習慣づいていない子供達には、単にやみくもに教えればよいというのではないのです。教えるタイミングが非常に重要で、十分に考えずに質問をしてくる生徒には、もう少し考えるように促します。また質問をあまり自分のほうからしない生徒もいます。そのように質問をするのが苦手な生徒には、その子の学習している様子をより注意深く観察する必要があります。無理に「質問をしなさい」と言っても、彼らは形だけの質問をするようになってしまいますので、指導者が十分に注意深く彼らの内面を見極める必要があるのです。筆がとまっている時間が長くはないか、思考が固まって肩が緊張していなか、注意力が散漫になってはいないかなどを私は目安にしていますが、この子供が理解に苦しんでいるというサインは生徒によってひとり一人異なりますので、その子の性格や学習の癖を指導者があらかじめ十分に把握している必要があります。子供が十分に考えた結果、分からないと判断したときに初めてその理解していない部分に絞って教えるのです。
入塾して間もない生徒は、そういった、先生がどんどん教えないという環境は初めてですので、最初は集中力を欠いたり、ぼんやりとしたりすることもあります。しかし、そんな時も私は何も言いません。子供は塾に勉強をしに来ているという自覚はあるのです。ただ「勉強=教わること」がすべてだと錯覚しているために、ぼんやりしたりするのです。そのような生徒には、「今日の最後にここのテストをするよ」とひと言伝えるだけで効果があります。勉強をしなさいというよりも、テストをするからという小さな目標を与えてあげるだけで子供はおのずから意欲を出すだけでなく、徐々に、勉強というのは教わることだけではないんだということに気がつき始めるのです。この最後にテストがあるというスタイルに慣れてくると子供たちは、塾にきたら、すぐに勉強をはじめます。そしておおざっぱだった質問も、だんだんと的をついたいい質問をするようになってきます。そしてさらになじんでくると、私が最後にテストをすることをしないでも、子供たちは自分なりの学習スタイルで集中して勉強をします。
「では塾では具体的にどんな課題をさせているのか」とお思いかもしれません。
私は、子供にやらせるその日の課題は半分は子供に決めさせて半分は私が決めるようにしています。子供に今日何をする?と聞くのです。そのときに、子供は自分の好きな教科をしたいということが多く、たとえそれがまじかに迫っているテストと関係のないところ、もしくは今はこの子は別の部分をしたほうがよいと教師側が思うような部分ではない場合であっても、子供の意見を尊重します。せっかく子供が自分からここがしたい!と言うのです、それを聞き入れずに、塾のカリキュラムなどばかりにとらわれて、こちら主導で進めることは、子供の意欲を損ない、学習をマンネリ化させてしまいます。まずは子供のしたいことを聞き入れてあげて、その上で、その子の学力や進み具合に応じてこちらが判断した適切な課題を与えるようにすれば、子供たちは納得した上でスムーズに学習をスタートさせることができるのです。
以上が「オレ流の指導法」の大筋です。
重要なことは、子供は自ら学ぶ力を持っていると信じてあげること、そしてその力を発揮できるような下地を指導者が用意してあげるということの2点につきるのです。指導者側が意気込んでいい授業しようなどとする必要はもうありません。子供の自ら学ぶ力を育て、ひとり一人の意欲をうまく引き出すことだけに力を注げばいいのです。教育者が教えることがうまい人などという定義はどこにも存在しません。知識の伝達だけでなく、子供に本当の力をつけさせることが、私たち教育に携わる人の願いではないでしょうか。
なお、この他の各教科細かな指導法につきましては、次章の「独学のススメ」の中でお話したい思います。

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