勉強は自分でやれ。
この題名をみて、みなさんはどのように思ったでしょうか。「勉強は自分でしなければいけないのは分かってるけど・・・」と思っているかもしれません。
優喜塾では、勉強を教えません。「え、教えない?じゃ塾行ってる意味ないじゃん」そんな声も聞こえてきそうです。
ここでみなさんに質問です。優喜塾で、なぜ「教えない」と思いますか。ちょっとだけ考えてみて下さい。
もうちょっと考えてみて
もうちょっと考えて!
「早く教えて!」と言われそうですが、もうちょっと考えてみて下さい。なぜ、優喜塾が、勉強を教えない塾なのかを。
はい、ではみなさん、どんなことが頭に浮かびました?
聞かせてください。
なるほどなるほど。
では、発表します。優喜塾がなぜ勉強を教えないのかを。
でも、実は、その答えは今みなさんに体験してもらっていたのです。気付きましたか?
つまり、わたしたち優喜塾は、勉強を全く教えない、と言っているのではなくて、ひとつの問題をしっかりと考えた人にしか教えないよ、っていうことなんです。
なぜなら、皆さん方自身が、分かりたい、知りたい、できるようになりたい、と思う人しか先生たちの説明は入っていかないからです。
もっと自分でしっかりと『考える』習慣をつけようよと言うのが優喜塾のメッセージなのです。
みなさんは、今、すこしではありますが、考えました。なぜ優喜塾は教えない塾なんだろうと。
全然イメージが湧かなかった人も多いと思います。
でも、それでいいのです。
みなさんに欠けているもの。
それは、「考える習慣」なんです。
例えば、数学のある問題について2晩でも3晩でも何時間も何十時間も考えたことがありますか?
学校でも塾でも「指導者」の一方的な授業をみなさんは「受けます」。もちろん全てがそうでないことは知っています。が、学校の教室の並び方を見ても一目瞭然ですよね。
生徒の机は黒板のほうに向かって一斉に並んでいます。みなさんが、先生の授業を「受ける」ためです。その他にも、ここでは言いませんが『勉強=教えてもらうもの』だ、と錯覚させられるような「装置」がみなさんの身の回りにはたくさんあります。
優喜塾では、そのような受動的な学習から脱却し、自分から主体的に学ぶ姿勢をみなさんに身につけてもらいたいと願い、少し大げさ気味に「優喜塾は教えない!」と言っているのです。
先ほどの最初の質問でももしかしたらみなさん感じてくれたかもしれませんが、人間は、何かについてその答えが何かを考えて悩めば悩むほど、その答えを知った時、忘れにくいものなのです。
だから、例えば数学にしてもどの教科の問題にしても、じっくり考えた後、本当にじっくり考えた後ですよ、そのときに先生から教えてもらう時はめちゃくちゃよく分かるんです。あ、そうだったんだ、と。そしてもう忘れない。
だけど、考える習慣がついていない人は、問題を目の前にしてボーっとしちゃいます。もしかしたら「考える」というのがどのような状態なのかが実感できていない人もいるのかもしれません。十分に考えることなしに受けた指導ほど身につかないものはありません。
だから、
だから、ただ塾に来て塾のいわゆる「授業」を受けているだけじゃダメなんです。
そんなこと続けているようだったら塾を辞めたほうがいいです。
話はちょっと変わりますが、みなさんは嫌いな食べ物はありますか?
みなさんは、そのみなさんの嫌いなものの中で、食わず嫌いなものもあると思うのです。私にしてみれば、ピーマンなんかがそうです。
子供の頃は、どんなに親が細かく刻んでピラフなどに入れてもすぐに気付いて上手に皿のわきによけてました。
でも、大人になるにつれ、ピーマンの“うまみ“が分かるようになりました。
今では大好物です。
そのように、みなさんも、もし勉強が好きでない人がいたら、食べず嫌いなはずなんです。断言できます。
勉強って本当はめちゃめちゃ面白くて人を飽きさせないものなんですよ。
心が躍(おど)り、実はテレビやゲームなんかよりもどきどきわくわくするものなんです。
そんなの信じられな~い。という人がいたら。それはまだ皆さんが「受け身の勉強」の段階にいるからです。
よく私達大人は、皆さんたちに、「勉強をしなくちゃいけないのは、大人になって困らないためだぞ」って言いますよね。
でも、皆さんからしたらその欺瞞的な言葉にもしかしたら虫唾が走っているのかもしれません。
いろんなニュースがあふれる中、大人たちが信じられず、そんな大人が言う説教の裏をみなさんは見透かしているのかもしれません。
それに、親から「勉強しなさい」と言われると、ムカつくし、ウザいと思うことでしょう。
そんな半ば強制的にさせられた勉強をしたって成績なんか上がるはずがないのです。
だからと言うわけではありませんが、私は、勉強は将来の為になるからとか、いい高校や大学を卒業していると困らないからなどといって皆さんを勉強をさせようとは思っていません。
それどころか、勉強なんか興味がないならしなくたっていいとさえ思っています。
ただし、です。
ただし、私は、勉強が面白いものだということを断言できます。
「自分から」やるならばです。自分から勉強してみてはどうですか。
勉強自体には困難も伴いますよ。勉強は楽なことばかりじゃありません。
たとえば明日英語の単語テストがあるとする。いつもだったら、テキトーにやるんだけど、今日は疲れてるけど、一度とにかくがっつり勉強してみる。そしてテストにのぞむ。
そしたら、先生から褒められますよ。
こころの中ではガッツポーズです。誰から言われるでもなく、自分から頑張ろうと決めたテストで結果が出せたからです。
そしてまたやる気が倍増ってわけなんです。
よくやる気が出ないという相談を受けますが、本物のやる気は自分でセットアップしなければなりません。自分でやる気を起きるように仕向けないといけないのです。
まずは、明日の学校であるとっても小さなチェックテストでいいので、めちゃめちゃ頑張ってみてください。必ず先生が褒めてくれるから。(もし褒めてくれなかったとしても、間違いなくうれしいから。約束します)
ということで、話はやる気のことになりましたが、結局、やる気にしても、勉強の仕方にしても、自分で発見するしかないのです。
お母様方から「うちの子に勉強の仕方教えて下さい」とお願いをされることがありますが、本来、勉強の仕方は自分で紡ぎだすものなのです。
そのようないろいろな勉強にまつわることをひっくるめて、私は、「勉強は自分でやれ。」と表現し、その言葉の意味することさえもある程度は書きましたが、自分で考えて欲しいのです。
ここまで読んでもらったところで、もう一度質問します。
優喜塾ではなぜ「教えない」のか理由を。
自分の言葉でまとめて頭の中でそれをイメージしてください。
答えは、これまでの文章の中にあります。読み直してください。
さあ、では最後に優喜塾では、「教えない」指導法に基づきどんな勉強をしているのかクラスのイメージを書いて終わりたいと思います。
いろんな例外もありますから最後まで読んで下さいね。
「あ、自分はこんな塾で勉強してみたい」って思ってくれたらまずは体験授業を受けてみて下さい。きっと「教えない指導法」っていうものが、新鮮で刺激的だと感じてくれるはずです。
優喜塾では、使うものは学校の教科書とワークや学校から配布されたプリントや学校のノートなどの学校で使う教材のみです。他のテキストなどの使用は原則的に一切認めません。
授業時間が始まると、生徒のみなさんは、各自その日に自分がしなければならない教科の教科書をノートにまとめたり、ワークを解いて解説を見ながらじっくり考えたりします。
分からないところがあれば、自分の参考書か、持っていなければ、塾に参考書類がありますから、自分で調べます。調べるのって本当に面白い。
いわゆる自習っていうものをイメージする人が多いのですが、学校などで先生がお休みの時にだらだらとやるあの自習とは全く違います。
優喜塾での勉強時間は、私語をする人はいません。みんな自分の勉強に必死なのです。それは、誰から言われるでもなく、勉強の面白さに気付いているからです。勉強しなさい、なんて先生達は言いません。
はじめて優喜塾の学習風景を見る人は驚きますが、本当に生徒のみんなが集中しているのです。
能動的な学習、自律的な学習とでも言いましょうか。優喜塾の勉強時間は、生徒1人ひとりが自分がなにをすべきかを決めなければなりませんから、間違った学習法をしていたり、楽な学習法をしていたら力がつきませんが、それも自己責任です。(ただし優喜塾では、間違った学習法をしている人には修正するようにアドバイスはしますから心配しないで下さい。)
また、優喜塾には、「黙学」という、あえて質問を禁止した、自分でじっくりと深い集中の中で学習をする時間があります。このトレーニングにより、深い集中の中に入り込み、そこで初めて、勉強って楽しい!って思う人もいます。
でも・・・それで成績が本当に伸びるのって思う人がいるかもしれませんから、その「成績が伸びる」ことについても書いておきたいと思います。
成績は伸びる人もいれば伸びない人もいます。
勉強は、そんなに甘いものじゃありません。
優喜塾に来たら、それだけで成績が伸びるなんてことは絶対にありません。
でも、優喜塾の生徒のみんなが、毎年高校受験で、ほぼ全員が第一志望に合格しているのは、「勉強を楽しみながら、こつこつと真面目にやっている」からだと私は思っています。
優喜塾が言えるのはそれだけです。
あと、これから受験を受けるみなさんにとっては、受験っていうのがいまいち実感が湧かないかもしれませんが、正直、受験はかなり燃えます。
合格した時はうれしいどころじゃなくて、家族と一緒にうれし泣きでしょう。
それは、受験の日まで、つらい道のりがあるからなんです。成績が伸びずに悩んだり、時には親子喧嘩で口をきかないひが続いたり、とにかく受験はいろんなことで苦労が伴うからこそ、合格した時の喜びは格別です。
例えば競争率が2倍近い高校の場合、800人受験して、不合格になるのは何人かしっていますか?
そう400人です。半分は落ちるんです。それが競争率2倍の意味です。
受験当日、800人の内の、合格者の400人のほうに入るか、不合格者の400人のほうに入るか、それは、皆さんの頑張り次第です。
話を戻しますが、優喜塾のシステムの中に、あともうひとつ例外がありました。
それは、自律的な考える学習ができるようになっている人で、学年の成績順位が学年で5~10㌫以内に継続して入っている人で、熊高・済々黌を目指している人は、優喜塾の中にある熊高・済々黌専門個別指導教室に入館し、個別指導によって志望校を目指すことができます。
また同様の力がある生徒さんで熊黌学館ではなく優喜塾でそのまま頑張りたい人は、学校の教科書とワークを卒業(と言っても自宅でやるようにするだけですが)、ハイレベルテキストを購入してもらい、塾では、そのような難易度の高いテキストに取り組みます。
さあ、このあたりでおしまいにしたいと思います。
ここまで読んでくれて、本当にありがとう御座います。皆さんが、これを読んで、勉強というものについて少しでも考えてくれたら私はそれで満足です。
最後に、皆さんに一言、いわせてください。
やっぱり、
勉強は自分でやれ。
代表 中川祐樹



























