熊本県合志市の学習塾。分かるまでではなく、定着するまで。形だけの塾通いは断固拒否します。充実した塾通いをご提案します。

子供に勉強は教えるな。

はじめに

この本の表題をご覧になって、驚かれた皆様は多いことだと思います。昨今の日本の教育事情と言えば、ゆとり教育による学力低下を心配するPTAが行政側に働きかけたり、子供を早いうちから進学塾に通わせる率が上昇したりしている現実があるから、よりいっそうこの表題(「子供に勉強は教えるな」)には驚かれたことだと思います。
しかし、「子供に勉強は教えるな」という題を私がこの本の題名に選んだのは、2つの理由があります。
1つめとしましては、ゆとり教育の反動で過熱する知識偏重の教育ブームの時代の流れに対する警鐘として、2つめは、文字通り「子供に勉強を教えないほうが子供の学力は伸びる」という私の指導経験に裏打ちされた研究結果を発表するための本にしたかったからであります。

でも、「子供に勉強を教えなくて、子供の学力が伸びるなんて信じられない」と思われる方がほとんどだと思います。

この質問の答えは、この本の中に書いてあります。この本に書いてある全ては、熊本県の田舎町にある自宅を使った小さな学習塾で起こった奇跡的で、価値のある研究結果に基づいて書かれています。100点満点のテストで、全教科30点位だった生徒が、熊本県の難関エリート進学校である済々黌高等学校に合格した体験記もこの本のなかに書かれています。

この本は、既存の教育書とは異なり、教育学や教育論、そして教育心理学などをベースに書かれてはおりません。私の経験を基に帰納的に論理を展開しております。難しい言葉は極力使わないようにしたつもりですので、この本は、特に小中学生のお子様をお持ちのお母様方にお読み頂きたいと思います。お母様方の教育のバイブルのひとつになることができればうれしく思います。「教えない」指導法ですので、是非ともお母様方には気軽に実践して頂きたいのです。

また、「子供が勉強しない」、「子供の成績のことが心配」、「どうやって子供の意欲を高めたらいいのかが分からない」と不安に思われている多くのお母様方に向けた、応援の本として、「教えない」という観点から独自のヒントを散りばめたつもりです。

子供に勉強を教えないとはどういうことか、その意味するところは、一言では書いておりません。最後まで読み終わったときに「あ、そうか」と思っていただけるような構成にしてあります。

また、教育関係者の方、そして現役の小中学生の皆様にもお読みいただき、すこしでもなんらかの形でプラスになることができれば幸いです。

著者 中川祐樹

分かるまでではなく、定着するまで。形だけの塾通いは断固拒否します。

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